日本淡水藻図鑑にのっているものを書き出してみました。
1977年の日本淡水藻図鑑以降、分類の見直しは着々と進んでいるようで、いまだにこれに頼っていること自体がよろしくない状態なのだと思いますが、アマチュア車軸藻愛好家が安心して使える新しい図鑑が出るまでは基本的にはこれに頼らざるを得ないと判断しています。
(でも、きっと出ていても気がつかないし、きっと高価で買えないし、、、)
私が見たり撮ったりしたことのあるものについては簡単な解説ページをつけましたが、同定に確信の持てないものも含まれています。あしからず。
一部を「〜の仲間」として整理してありますが、妥当かどうかは、、、(特にフラスコモ)。
シャジクモ属 (小枝は分枝しない・造卵器の小冠細胞は1列・托葉冠は小枝と互生)
- 托葉冠が1列で、皮層を持たない
- シャジクモの仲間
- オウシャジクモの仲間
- オウシャジクモ
- フシナシシャジクモ
- オーストラリアシャジクモ
- 托葉冠が1列で、主軸にのみ皮層を持つ(小枝にはない)
- 托葉冠が上下2列で、主軸、小枝ともに皮層を持つ
シラタマモ属 (小枝は分枝しない・造卵器の小冠細胞は1列・托葉冠は小枝と対生・皮層はない)
ホシツリモ属 (小枝は分枝しない・造卵器の小冠細胞は1列・托葉冠、皮層はない)
- 小枝に大型の苞が付く
フラスコモ属 (小枝は分枝する・造卵器の小冠細胞は上下2列・托葉冠、皮層はない)
- 最終枝は常に1細胞(フラスコモ亜属)
- ヒメフラスコモの仲間
- ヒメフラスコモ
- オウフラスコモ
- チュウゼンジフラスコモ
- カラスフラスコモの仲間
- カラスフラスコモ
- タチフラスコモ
- トガリフラスコモの仲間
- トガリフラスコモ
- チャボフラスコモ
- アレンフラスコモの仲間
- アレンフラスコモ
- ミカワフラスコモ
- イノカシラフラスコモ
- ヒメフラスコモの仲間
- 最終枝は1〜3細胞でソーセージ状(ヒエラ亜属)
-
- ハデフラスコモ
-
- 最終枝は1〜3細胞で先端の細胞はトゲ状で小さい(ティファレニア亜属)
- 最終枝は1〜3細胞(必ず1個のものあり)
- シンフラスコモ
- キザキフラスコモ
- ホリカワフラスコモ
- トゲフラスコモ
- イズモフラスコモ
- 最終枝は1〜2細胞
- マガリフラスコモ
- ハリバフラスコモ
- ホリカワフラスコモ
- ナガフラスコモ
- 最終枝は常に2細胞
- フタマタフラスコモの仲間
- フタマタフラスコモ
- テガヌマフラスコモ
- ミルフラスコモの仲間
- ミルフラスコモ
- ジュズフラスコモ(?)
- レンリフラスコモ
- イトフラスコモの仲間
- チビフラスコモ
- サヌキフラスコモ
- イトフラスコモ
- ホンフサフラスコモの仲間
- ホンフサフラスコモ
- ミノフサフラスコモ
- ニッポンフサフラスコモ
- ムカゴフラスコモの仲間
- ムカゴフラスコモ
- ナガホノフラスコモ(仮)
- ナガホノコフラスコモ
- それ以外
- オトメフラスコモ
- ミゾフラスコモ
- セイロンフラスコモ
- コフラスコモ
- ヒナフラスコモ
- オニヒナフラスコモ
- オトコフラスコモ
- インドフラスコモ
- チンピンフラスコモ
- ツヤマフラスコモ
- フタマタフラスコモの仲間
- 最終枝は2〜3細胞(普通2細胞)
- 最終枝は2〜3細胞(普通3細胞)
- オニフラスコモの仲間
- オニフラスコモ
- タナカフラスコモ
- サイトウフラスコモ
- モリオカフラスコモ
- オニフラスコモの仲間
- 最終枝は3〜4細胞
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- フラスコモダマシ
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- 最終枝は1〜3細胞(必ず1個のものあり)