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カタシャジクモ  Chara globularis var. globularis

カタシャジクモ全体

特徴

3列性の皮層をもち、棘細胞は退化して痕跡的ないしは乳頭状。
小枝は先端の2〜3節を除いて複列性の皮層でおおわれる(肉眼では小枝の先端だけ薄い色に見えます)。

独特の臭気があります。水槽は大体いつも良好な状態。糸状藻が少し生える程度。
何かを(臭気と同じ?)出して他の藻類の繁殖を妨害してるのでしょう。

水槽から顔を出してるとこ
水槽から顔を出してるとこ その2

名前の通り「かたい」ので、水の交換の時は藻体が水面から顔を出し、先端が いたんでしまいます。


奥日光、湯ノ湖からの採集物。南方系の「シャジクモ」に対してこれは北方系で、
千葉県よりも北へいくと(車軸藻類としては)かなりメジャーな存在らしい。

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