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イノカシラフラスコモ  Nitella mirabilis var. inokasiraensis

(最終更新 2016.7.17)

特徴

小枝は1〜2回分枝。第一分射枝が小枝全体の3分の2の長さになります。

上から見た藻体 上から見るとこんな感じ(♀)

藻体の上半分には寒天質があります(主軸や生殖器周辺)

上から見た藻体 造精器周辺の寒天質にゴミがついています

最終枝は1つの細胞で出来ていて先端がすうっと細くなっています

小枝先端  こんな感じ。先端は細胞壁だけ?

雌雄異株(たいていのフラスコモは雌雄同株)で、生殖器に長い柄がつきます。

造精器  造精器
造精器群生  造精器 各節に2〜4個付くので、若い芽の先はごちゃごちゃ。 
生卵器 若い生卵器

卵胞子は長さ435〜450マイクロメートル、幅380〜410マイクロメートル。らせん縁は6〜7本で翼状に突起、卵胞子膜は粒状。

卵胞子 卵胞子

生息地

市川市のじゅん菜池のみに生息が確認されていましたが、2016年、東京都・井の頭池(原記載地!)にて復活。

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