目次

キヌフラスコモ  Nitella mucronata var. gracilens

キヌフラスコモ全体(おおよそ実物大)

特徴

1〜3回分枝。
主軸の太さは400マイクロメートル以下(比較的繊細)。
最終枝はふつう2細胞(3細胞もあり)。
最終枝の終端細胞は小さく、ドーム状になったその下の細胞の先につく。
 (これは「サキボソフラスコモ群」の特徴)

小枝先端部 (小枝の先端部)
「ドーム状の細胞の上に終端細胞が小さくついた」感じの物もありますよね。
キヌ最終枝2細胞  キヌ最終枝3細胞

さらに拡大した最終枝先端の様子。左が2細胞、右が3細胞のもの。
こっちの写真の方がはっきりしないですね。


1999年の文化祭(1999.9.19)にて、関東第一高校の鎌田卓哉先生から未同定の車軸藻をいただきました(芦ノ湖で採集)。
しかしながらあっさりと枯らしてしまって、今は手元にありません。鎌田先生、申し訳ない。

本当に「キヌ」なのか、生殖器も見ていないので確認できなかったのですが、「キヌ」が現在芦ノ湖に産することは確からしいので、たぶん当たってるでしょ(甘いか?)。


戻る