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ナガホノフラスコモ(仮)  Nitella morongii var. spiciformis

特徴

 藻体は10〜15cmで、1〜2回分枝。
 結実枝は穂状。寒天質で包まれる。
 卵胞子は淡褐色で長さ260〜300μm、幅200〜240μm。
 らせん縁は顕著で翼状に突出。卵胞子膜は粒状ないし虫様。

全体像
 全体像 穂状になった結実枝がよくわかる。
拡大 結実枝先端部
拡大 卵胞子
拡大 卵胞子膜表面

2000年に手賀沼の底土から出したものの一つ。たぶんナガホノだと思いつつ、疑念もある

疑念その1
最初の年は「でかぶつ君」と名前を付けたぐらい、でかかった(余裕で20センチは越えてたぞ)

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疑念その2
芽が若い時には結実枝は出来ず、各節に生殖器が付いている。

疑念その3
結実枝の寒天質は確認できない。


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