今月の理科部? 1999. 07
7.02
湯の湖の水槽のヒメカタシャジクモとヒメフラスコモをかなり切り取って、一部を標本にした。糸状藻がだいぶはびこったり、枯れた藻体が目立ったりしてきたので手をうったが、これから暑くなるこの時期に切るのは冒険か?
生物室のチャボの60センチ水槽が一番状態が良いようだ。一番手をかけてないものが一番良いってのも、有りがちなことではあるがちょっと悲しい。

7.07
今日は休みをとったので、洗濯物が乾くのを待つあいだに家(千葉県沼南町)の近くの田んぼにいった。シャジクモがたくさんいた。やっぱりシャジクモって水田雑草なんだよなあ。でも絶滅危惧種。このギャップがなんとも。

7.19
終業式。
部員のいない1学期が終わる。
就職してから初めての体験だが、なんかストレスたまるなあ。
ようやく東京都立大学理学部名誉教授、加崎英男先生の所に
テガヌマフラスコモとチャボフラスコモの藻体、計測データ、卵胞子、写真を送る
(同定依頼のため)。去年からの懸案に結論が出ることになるか。
「シャジクモの好きなミネラル水は?」part2開始。

7.20
加崎先生から顧問 佐野に連絡あり
とても立派なテガヌマフラスコモとチャボフラスコモです
とのこと。 !。
思っていたよりずっと迅速な反応に感謝、感激。

7.22
Chara vulgarisの水槽に繁茂する糸状藻を排除。水槽を窓際に移してvulgarisの断片を植える。

7.23
昨日のvulgarisにはすでに藻体のまわりに白いボヨボヨがついている。やばい。

7.7に採集してきたシャジクモの中にちょっと変わったものがあった。前に佐野先生にみてもらった時はシャジクモだということになっていたが、今日、あらためてみたところフラスコモらしいということになった。結実枝が非常に短縮、密生していて、とりあえずはジュズフラスコモ、レンリフラスコモ、ミルフラスコモあたりが候補。いずれにしても佐野先生はみたことないそうだ。

イノカシラがだんだん弱ってきている。

生物準備室の水槽の照明時間一時間延長。7〜5時の10時間に。

7.26
窓際の水槽のビーシュリンプ、ほぼ全滅。さすがに36度を超えてはねえ。
チャボは見た目は元気。シャジクモと?フラスコモの状態は、、、
ちょっときついかな。

7.27
千葉県立中央博物館へ。テガヌマフラスコモの標本を見せてもらう等。

先月の理科部
目次ヘ