2000年12月の日誌


12.02(土)
今月でこのサイトから、「理科部」の冠をはずすことにした。
がっくり。

12.06(水)
テガヌマフラスコモの乾燥卵胞子を70%アルコールに漬ける。
卵胞子表層の膜をはがすため。

12.07(木)
昨日の卵胞子を10%トリトンX-100液に入れて60度の恒温槽に入れる(20時)

12.08(金)
15時半まで恒温槽にいれといた卵胞子を3分し、超音波洗浄機にかける。
かける時間を1分、2分、3分にするはずだった(一応、2分が標準らしいので)
が、洗浄器があまりに弱々しいので2分、4分、6分にした。
が、双眼実体で見ると、表面が汚れている(特に6分)。
はがれているようには思えない。う〜ん。
70%アルコールに10〜20分、100%アルコールに10分漬けて、
新しい100%アルコールで保存。今度走査電顕で観察する。

12.21(木)
テガヌマ卵胞子膜の走査電顕写真を撮るため、東京大へ。
やはり、膜は剥がれていないように見えるが、とりあえず前回よりは良いかと。

12.22(金)
ここ一月程、ろくに世話をしていないので、フラスコモたちはよろしくない状態。
もちろん冬になったせいもあるのだろうが。

12.25(月)
地点4のフラスコモの卵胞子を2個回収(これで合計4個)。
小枝先端も見る。やはり最終枝は2細胞で先っぽは尖っている
フタマタフラスコモ(Nitella furcata furcata)か?もしそうなら、
テガヌマフラスコモ(Nitella furcata fallosa)と比較できて面白いけど、、、。

12.27(水)
地点4のフラスコモの卵胞子を6個回収(これで合計10個)。
70%アルコールに漬けて、来年卵胞子膜を見ることにする。
が、アルコールに漬けようとして全部をシャーレに出してみると、
8個しかない。しかも、今日回収した6個と前にとった2個は大きさが
違うように思える。
実は12/8に、最初に回収した2個をテガヌマの卵胞子と混ぜてしまい、
回収すると言う事件があったので、
疑義のある2個は別のビンに保管することにした。
月曜日の2個はどこにいった?


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