2000年7月の日誌
7.18(火)
地点2の「でかぶつ君」だが、成長するにしたがって、だいぶ様子が変わり、
「テガヌマ」に似た感じになって来ました。造卵器を見ると確かに小冠細胞の
上列が長い(これはテガヌマフラスコモが属する「フタマタフラスコモ群」の特徴)。
でも、はじめに出た時の様子は、前の時と全然違ったぞ。
地点1の「まっすぐ君」は、土の中から何本か出て来たのだが、
「主軸がない」という事態になっている。
土から一本出て来て、途中から3本に枝分れして、おしまい。
状態があまり良くないのでもっと元気になるのを待つとしよう。
でかぶつ君もまっすぐ君も7月13日に90センチアクリル水槽に移した。
本当は別々の水槽で飼いたいが、とりあえず一緒。
今日はその90センチの上にファンを設置した。少しは水温が下がるであろう。
7.21(金)
ケナガシャジクモの写真撮り。うまくいったかな。
外にだしている梅酒ビン2本(キヌとチャボ)、直射日光の当たらない所へ移す。
7.28(金)
今週も日誌を書かなかった。いかん。補習でうんざりしてたからか?
各水槽の状態はおおむね上向き。しかし、来週から私も夏休み。
ほんとは引き続き世話をしに来たいんだが、、、。
明日あたりから暑さも戻ってくるみたいだし。
今週は、7/21と、7/11の写真をスライド化
(テガヌマ卵胞子膜、ケナガ藻体、オトメ藻体)。
まあまあ、使えるかな。 あと、なにやったっけ?
GIF画像に著作権の問題が持ち上がっているらしいので、
今日アップしたページはGIFを使わず、PNGにしてみた
(といっても、kau1.htmlの中の一個だけだけど)。
PNG非対応のブラウザの方、申し訳ありません。
と、書いてから、自分も使っている「Cyberdog」が対応してないことに
気付いた。ああ。柴犬ファンの方、もし来ていたらごめんなさい。
ケナガシャジクモの、土から2節程度の輪生枝の下から、仮根が2センチぐらい
伸びている。一週間前は糸状藻だと思っていたが。土に接していないとこからも
伸びているのは車軸藻類でははじめてみた。あたりまえのことかもしれないが。
ところでどの細胞から分化してるんだろう。皮層かな。
オトメまる1水槽のオオカナダモが茶色くなりつつある。
糸状藻も付きだしている。先端は元気だが。
30センチ位に伸びたオオカナダモが溶けはじめたら、一気に
環境が悪化しそう。
7.31(月)
今日は論文の吟味をするはずなのに、
佐野先生、こないなあ(正確には学校にはいたけど、
なにやら忙しそうにしていて、気付いた時にはいなかった)。
うーん。声をかけておくべきだったか。
あしたっから僕は夏休みなんだけどなあ
(でも携帯に電話して呼び出す気はないのであった)。