今月の理科部 2000.05
5.01
培養液添加作戦、成功中。チャボも、テガヌマも、イノカシラも、オトメも
無事新芽を伸ばしている。みんな腹減ってたのね。
しかし安心しているとすぐに珪藻やら緑藻やらにやられてしまうかも。
5.06
干してある手賀沼の泥を入れるため、
2年前、手賀沼の泥をいれてテガヌマ、チャボをとりだしてからほぼ放ったらかしだった
60センチ水槽2本を洗った。
あと4つ水槽は必要だが、プラスチック水槽でまかなおう。
湯ノ湖まるいち水槽の糸状藻除去。ここの(ヒメ)カタシャジクモは量は少ないが元気。
5.08
手賀沼の泥を生物室窓際に並べた水槽に移し、水を入れる。地点6だけ、
水槽が手に入らなかったので後回し。
5.09
泥を入れた水槽、泥を手でならす。プラスチック水槽のもの(地点2、4、5)は
水がだいぶぬるくなっている。
チャボフラスコモ(チャボまる1水槽)が一番たくさん新芽が出て元気そうだが、
珪藻も元気。先週土曜(6日)から、チャボまる1、イノカシラまる1、オトメまる1の
各水槽に二酸化炭素の添加開始。チャボまる1とイノカシラまる1は水が濁って来た。
エディタでページを作る試みを開始(Jedit(+JHTML、JChecker)を利用)。
このページ(nissi.html)ぐらいの単純なものならなんとかいけそう。
5.10
顧問二人で協議の結果、このサイトは森嶋が引き取る方針になった。
来週のインターネット運用委員会にはかることになる。
残念。
5.19
昨日、インターネット運用委員会。理科部のサイトはとりあえずそのまま残すことに。
理由は「理科部のページが無くなると西校のページが非常に寂しくなるから」。
個人ページへの移行は問題ありとする意見が出るだろうとしか予測していなかったので、
想定外の意見にうろたえ、結局そのまま通してしまった(ちなみに私が司会役)。
帰宅する車の中で、やっぱりまずかったかなと反省。
実体はほとんど個人ページだものねえ。
今日はいいものを見た。朝、チャボの水槽で、藻体にうすくベールがかかったようになって
白い粒粒が原形質流動のように優雅に動いていた。夕方にはもう無かった。
あちこちに白いものが群生しているので、たぶんこいつの団体移動だと思うのだが。
夕方、藻体に付いた「白いもの」を検鏡したら、ツリガネムシだった。写真撮影。
しかし、こんなのが水槽全体にはびこると言うことは、富栄養化しているということでしょう
ヤバいかな
5.20
昨日、シャーレに藻体を切り取ってツリガネムシの写真をとったのだが、
今日は大多数は藻体から離れ、シャーレに点々とコロニーを作っている。
だれか号令をかけたのか?面白い。
5.22
今日も、いいものを見た。チャボの水槽のツリガネムシが綺麗さっぱりいなくなっていた
と、思ったら水面にたくさん白いものが、、、ツリガネムシだった。
この水槽を見捨てて旅に出ようというのか。冒険者だねえ。
単に急速に増え過ぎて食料危機におちいり、弱っただけか?
なにはともあれ、かなり敏感に環境変化に対応するものってことか?面白い。
5.26
昨日、手賀沼の泥(地点3)の入っている水槽を見たら、オトメらしきものが多数、
芽をだしていた。オトメの自生地からとって来た泥なので、
あたりまえといえばそのとおりだが。
手賀沼の泥のページ、もうちょっと作るはずだったけど、index.html等を修正するのに
手間取ってしまった。
5.29
26に書いた地点3の水槽だが、その後、1本、シャジクモ科の2〜3センチに成長した
株が見つかった。小さいのを見つけようとしていたので、でかいのは
目に入らなかったようだ。
オトメまる1水槽のビーシュリンプを2匹除去(水槽内には残り1匹?)
成長の気配を見せていたオトメだが、藻類が付着して黒っぽくなってきた
余計な無機塩類を吸ってもらう目的で、10センチぐらいのオオカナダモの
切れ端を入れる。