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手賀沼の車軸藻類


「まっすぐ君」

特徴

とにかくいきなりぶっといのがスッと一本、3細胞?で10センチ以上伸びて来たです。で、7/17日現在、下の写真の状態。凄く変なのは「主軸が見当たらない」ってこと。
3〜4本、枝分れして、おしまい。更にのびる時は、枝分れの先端の3つに分枝している所が、伸びだしてくる。
これは単にいじけているのか、こいつ本来の姿なのか。車軸藻類だとは思うんだけど。
ひょっとして、日本には居ないという「トリペラ属」?。まさかねえ。

全体像 全体像
黒っぽく、右下から左上に横切ってるのが最初に出て来た部分。

その後、どうにも変な形のまま、成長しなくなり、2002年に植え換えをしてみたらあっさり失敗してしまい、異動で放ったらかしにしたこともあって、絶やしたと諦めていましたが、2003年春、ちっちゃい芽が1本、枯れ果てた藻体のあった土から出てきました。
最初は糸状藻だと思ってました。なんとしぶとい!今度は(小さいけど)けっこうまともな形(でも全然別のが混じった可能性もあり)。
今のところ分枝が確認できない。
以前見た時は小枝先端が一細胞だったのだが、今のはルーペで見る限り先端にちょこんと細胞がありそう(とは言え、以前も顕微鏡で確認するまでは先端に細胞があると見えていたので、まだ謎)。

復活!まっすぐ君 出てから2ヶ月ほどで全長1.5センチぐらいのが2本。枯れないでね。

2003.9.4 


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