「手賀沼にマシジミとガシャモクを復活させる市民の会」が中心になり、手賀沼の埋土種子からの沈水植物の再生を試みました(2010〜2011年)。
2010年1月24日
沿岸部を何ヶ所か掘り、昔の湖底の、埋土種子が集まっていそうな土を探します。
ようやく掘れた(一応)有望そうな土(でもあまり良くはないらしい)。
ガシャモクの会ではこの土を大型バット多数にまいて水を入れ、埋土種子からの発芽を待ちます。私はこの土をちょっとだけ分けてもらい、干してしまっておきました。沈水植物ねらいなら乾燥はご法度らしいですが私は車軸藻ねらいなので干してしまいました。干すのが良いのかどうだかわかりませんが。
2010年5月20日
土を水槽にいれて水入れ。
6月1日。こんな感じで生物室前の薄暗いホールに置いておく
何も出てきません
水入れからちょうど2ヶ月であきらめ、水を抜いて干し直してから8月3日に再度水入れ。
やっぱり何も出てきませんでした。とりあえず、水を減らしてから生物室で放置、乾燥。
2011年5月10日
乾燥した土をバットに移し、水入れ、培養器に約24時間、36℃。
常温に戻して一日置き、12日〜13日にまた培養器で約24時間、今度は40℃にしました。
常温に置いてから、16日に水槽に戻し、水入れです。
こんないんちきなヒートショックが効くのかどうだかわかりません。
2011年7月
1ヶ月半待っても何も出てきません。土をかき回してみました。結果は同じ。7月末に水を抜いて片づけました。
ガシャモクの会の方もうまくいかなかったようなので、今回はうまく掘り当てられなかったということか?
残念。