イノカシラフラスコモの培養(その3)

培養の方法

1997年9月までは低温定温器の中のビンで飼っていましたが、藻体が大きくなったので10月からは45センチ水槽に自作の照明装置を付けて底には滅菌してふるいをかけた田の土を薄くひき、藻体を植え替えました。

水槽の写真

その後、藻体の生育が芳しくないので
1、定期的な水換え(一週間に一度、半分量程度)
2、発酵法によるCO2の添加(光合成の材料確保、水のpHを中性〜弱酸性に保つ)
3、たまに液体肥料(シャジクモ培養液)を加える。
4、補助の生き物を入れる(「ヤマトヌマエビ」「ビーシュリンプ」など)

などを行った。結果、各藻体の成長が見られるようになり、生殖器を付け始めました(単にそういう時期が来ただけかもしれないけど)。