今月の理科部? 1999.
10
部員がいなくなってから半年を越えた。
10.01
Cyberdog2.0(アップル純正のインターネット統合ソフト)を2000年問題対応のために
改造。たぶん成功しただろう。
改造といっても一箇所コードを直しただけ。
これでまだ当分柴犬君とお別れしないことになる。
10.05
沼南町から7.7に採集した「ミルフラスコモ?」の写真撮影。
やっぱしミルだとの感触が深まる。明日結実枝をよく見てみよう。
しかし、gooに続いてinfoseekも「市川西高校理科部」でヒットしなくなってしまった。
なんでかな?
gooは何度登録作業をしても受け付けてくれないみたいだし。
引っ越し以来アクセス数が劇的に落ちたのとも関係あるかも知れない。
bekkoameはまだうちのページを削除しないままでいるようだ。
10.06
「ミル」の結実枝を観察。小枝の基部に3個の造卵器があり、
小枝の節には造卵器、造精器が単生している。
造卵器のらせんは8、9本(2個しか見てないけど)。
後は卵胞子膜の模様を確認すれば種名確定ということでいいのでは。
今回のは特徴がはっきりしていて助かった
(と、いい気になっていていいのだろうか
フラスコモを少しは見慣れて来たとはいえ、、、、)。
「ミル」の造精糸を観察。うまい時期に見れば精子形成過程が見られるらしい。
一個だけ造精器を潰してみたが、核がきれいに並んでいるのと、染色体らしきものが
観察できた。精子を見るには若すぎた模様。
そのつもりで10個ぐらい潰せばそれなりの観察は出来そうだ。
ただ「ミル」の造精器はちょっと小さい。テガヌマやイノカシラあたりなら生徒でもなんとかいけるのでは?授業には使えなくても部活動なら?
iMacDV いいなあ。欲しいなあ。
10.13
手賀沼の土を洗いながら煮て梅酒びんにいれる。
明日「キヌフラスコモ?」を一ヶ月前に植えた梅酒びんより移植の予定。
10.14
「キヌフラスコモ?」を移植。
10.16
古い梅酒びん(「キヌフラスコモ?」の植わってたやつ)を洗う。
中の砂は洗って再利用しよう。
10.19
都立立川高校のフラスコモ(9.19にすがればちさんからいただいた)を
16日の「古い梅酒びん」に移植。砂は同じく16日の「中の砂」を煮沸して再利用。
糸状藻がだいぶ出ているので移植のせいで枯れてしまうのが心配。
10.21
ミルフラスコモの状態が急速に悪化中。下の方から消滅しつつある。
崩壊が起きる時によくある、カイミジンコの大発生は起きていないが、
繊毛虫らしきものが多量に水中にいる。
bekkoameのページはしばらく前に削除された模様。アクセスがほとんど無くなったのも
そのせいか?
infoseekは「市川西高校理科部」でヒットするようになった。
10.26
ミルフラスコモは8割方なくなった。卵胞子の成熟が間に合っているとよいのだが、
あまり期待できない感触あり。
もう一つのミルの水槽と生物準備室のチャボの水槽にヒーターを入れる。
17:00現在の水温約21度。22〜23度定温にして様子を見るつもり。
10.27
テガヌマの水槽に「データロガー」を設置。1時間ごとに温度をはかる設定。
しかしこの温度計の示す温度が9度ぐらいずれていて、まいった。
テガヌマは順調に卵胞子成熟中。
10.30
ヒーターを入れた方のミルもはなはだ芳しくない。
オトメはなんとはなしに元気になって来たような。オトメやイノカシラが元気になる季節かな?(イノカシラはほぼ壊滅のままだけど)
シンフラスコモは造卵器花ざかり状態。肉眼で見てもとっても綺麗。