今月の理科部? 1999. 04



4.9 
 まだ部員は0。
 オトメとヒメカタ?の水槽が濁っている(きのう発見)。
 頻繁な水替え&ビーシュリンプ増強&痛んだ藻体の除去で切り抜けられるか?
4.13 
 まだ部員は0。
 湯の湖のカタシャジクモ?を双眼実体で見る。
 皮層が非常にきれいに「太い、細い、細い」の3本組になっている。
 これはヒメカタシャジクモの特徴。やっぱりヒメかな?
 (ヒメカタシャジクモは湯の湖では記録されてないらしい)
 しかし、ちょっと臭い。
4.16
 まだ部員は0。
 先週あたり(?)から「テガヌマフラスコモ」の水槽に新しい藻体が出てきている
 ので、いくつか掘って双眼実体で見てみた。古い藻体ではなく、卵胞子から出ている
 ことが確認できれば、我々が手にしている卵胞子は正真正銘の成熟した卵胞子という
 ことになる。
 結果、卵胞子は見つからない。もっと若い芽を探さないとダメか?

 ちなみにテガヌマ、チャボの藻体は、3月頃から弱ってきて、ビーシュリンプが食べるに任せているので現在はかなり食い尽くされた状態になっている。
ビーシュリンプはフラスコモが元気な時は一生懸命藻体に付着する藻類を食べてくれるけど、弱り始めると一気にフラスコモ自体を始末してくれます。面白いです。
4.20
 まだ部員は0。見学にも来ないなあ。あんまり宣伝してないからなあ。
 1月から冷蔵庫に放り込みっぱなしのチャボフラスコモの卵胞子を乾かす。
 テガヌマフラスコモの水槽から卵胞子採集。50個ぐらいはとれたか。
 冷蔵庫に入れる。
 発芽している気配はなし。

 卵胞子ってビーシュリンプのうんこよりずっと小さいんだよな。
 食べられちゃったりするんだろうか?
4.23
 まだ部員は0。
 テガヌマフラスコモの卵胞子のサイズ及びらせん縁の数の計測。
 一人でやるのは寂しいですな。
 オトメとヒメカタ?の水槽にミジンコを入れる。
4.26
 オトメとヒメカタ?の水槽のミジンコは増えている気がする。
 濁りは解消されるか?
 テガヌマフラスコモの卵胞子のサイズ及びらせん縁の数の計測。
4.27
 テガヌマフラスコモの卵胞子のサイズ及びらせん縁の数の計測 終了。
 全部で100個ちょうどあった。2月の計測とあわせて130個。
 何とか使えるデータになるでしょう。
 ただらせん縁の数え方が怪しいかも。
4.28
 生物準備室の水槽(テガヌマ、チャボ、イノカシラ、湯の湖、クサ)の照明時間を1時間延長(8時〜5時の9時間になった)。イノカシラの水槽がラン藻にやられているための措置。
4.30
 テガヌマフラスコモの卵胞子のデータ整理。

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