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卵胞子の採集

2002.10.10


卵胞子を採ってるところ
ナガホノフラスコモ?の卵胞子を採ってるところ

車軸藻の同定には卵胞子膜の観察が欠かせないのですが、
成熟した卵胞子、藻体から自然に落ちたやつでないといけないのだそうで。

というわけで、藻体が枯れかかった頃、根元のあたりにねらいを付けて、えいやっと駒込ピペットを突っ込んで砂とともに卵胞子を採集するのです。もちろんこの段階では卵胞子は見えていません。当てずっぽうってやつです。

砂の中の卵胞子

で、採ったものを双眼実体顕微鏡で見るとこんな感じ。
双眼実体で低倍率でも見える大きさだし、らせん縁があるので、慣れてくるとぱっぱと見分けられます。
竜の卵でもさがしている気分かな。

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